ツバメの巣とは?

ツバメの巣とは?

美容効果も高いとして注目されているツバメの巣。
このツバメの巣とはなんなのかというと、中国料理に使われる材料の一種です。

中国では「燕窩」「燕巣」と呼ばれています。
中国王朝では、歴代の支配者や富裕層だけが口にできる特別な食材となっていました。

収穫できる場所は海に近い場所で、高い岩場や洞窟内の岸壁などにあります。
こんな場所にどうして作るのかは、ツバメの天敵から身を守るため。
外敵が近寄りにく場所として、こういったところが選ばれているのです。
また、人工の建物内で採取することもあります。

ツバメの巣は、ツバメがもつ粘性の高いのり状の唾液を固めて作ったものです。
ここでいうツバメとはアナツバメであり、その色は白っぽいものもあれば、黒っぽいものともなっています。
とても量が少なく、その採取も困難な珍味です。

でも、優れた栄養成分で滋養強壮があるということから、その取引は高値でおこなわれています。

成分としてはタンパク質が5割、糖質が3割、水分が1割ちょっと、そして灰分が1割以下というちょっと変わった内容。
そのため、動物性食品と植物性食品のどちらとはっきりいいにくいものとなっています。

ツバメの巣が届くまで

中国では古来より口にされている貴重で高価な食品「ツバメの巣」。
アナツバメの唾液から形成される巣から採取し、洗浄・乾燥させて食品として使います。

日本では、乾燥したツバメの巣を水でふやかしてゆでたスープなどを、高級中華料理店などでみることができます。
乾燥させた状態では白色ですが、調理する事で透明な状態へと変わっていくのです。

ツバメの巣の原産国は、インドやインドネシア、タイ、マレー半島といった東南アジアです。また、人工的な環境のなかで採取することもあります。

人工的な環境とは、アナツバメが生息する沿岸の近くにコンクリート製の建物をたてて、そこに巣を作ってもらうのです。
人がやるのはそれだけで、人工肥料や繁殖の手伝いなどはおこなわれていません。
あくまでも場所を提供しているだけなのです。

いずれも、ツバメの巣がとても高価であることから、採取地はあまり大々的に公開されることはないようです。

そんな高級食品であるツバメの巣ですから、その流通は信頼できるところを選ばないと偽物をつかまされることもあります。
偽物や加工物による上塗り、過度の不純物など…残念ながら、偽られてしまうこともあるのです。

間にブローカーなどの不明瞭な取引が入るほど、そういった危険性は増すといえるでしょう。
安心できる業者としては、生産者と直接契約をして輸入定期的に生産元を訪問しているところなどです。
いずれにしろ、購入する際はどういったルートで輸入しているのかをしっかりとチェックしておくといいですね。

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